2025(令和7)年8月4日(月)に開催された厚生労働省の中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安についての答申が取りまとめられました。
各都道府県の引上げ額の目安については、ランクにより 63円 又は 64円 とされました(東京都は63円)。仮に目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合の全国加重平均は1,118円、全国加重平均の上昇額は63円(昨年度は51円)となり、現在の目安制度が始まって以降で最高額となります。
今後、各地方最低賃金審議会で調査審議が行われ、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することになります。(東京都の場合、仮に目安どおりに引上げが行われた場合の最低賃金額は、本年10月より 1,226円 となります。)